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生物学セミナー

生物学セミナーは、現在下記のような課題がある。この他に希望により追加することも可能である。

A(月曜日)

1.細胞分子構造生物学(栃尾,土井,関山)
神経細胞などの細胞膜を中心とする情報伝達の分子機構を構造生物学的、細胞生物学的、生理学的視点から理解するために、必要な論文や総説を講読する。
2.分子細胞生物学(中世古)
真核生物の分子細胞生物学を中心に、DNAタンパク質相互作用、染色体の構造と機能、細胞増殖ならびに細胞周期制御に関連する適切な論文あるいは本の一部を講読する。
3.時間生物学(小山, 伊藤)
光合成生物の概日時計システムおよび細胞性粘菌の細胞分化・時空間パターン形成に関する一連の論文を読み,生物の時空間制御の理解を深める。
4.植物細胞の分子生物学(嶋田,田村(謙))
植物の発生、生理、環境応答などに関連し、主に細胞レベルに重点をおいた論文・総説を輪読する。
5.植物系統分類学(田村(実),東,布施, 永益)
主として植物の系統分類学・形態学・解剖学などに関連した分野の手引書・論文・総説の輪読。
6.人類学(中務,中川,中村, 森本)
自然人類学・霊長類学・行動生態学・生態人類学に関する重要な論文を講読する。
7.動物の行動(沼田,森(哲))
動物の行動についての重要な論文,あるいは専門書を講読する。
8.発生生物学(高橋,佐藤,田所)
脊椎動物の発生における細胞分化、組織構築、器官形成、遺伝子発現、発生と進化などに関する代表的な論文や総説を読み、その理解を深める。
9.数理生物学(山内,谷内)
生物学特に生態学および進化生物学における数理モデルを用いた研究について重要な文献を取り上げ、論文講読を行う。必要に応じて数学的な説明も補足していく。
10.神経生物学(平野,田川, 田中(洋))
脳・神経系に関する英語教科書および英語論文を輪読する。
11. 細胞再生生物学(船山,越川)
幹細胞と核内構造に関する最新の論文を講読する。
12.生物間相互作用(大串)
主に植物と動物の相互作用に関する最新の重要な論文・総説などを講読する。

B(金曜日)

1.分子情報学(七田,今元,山下)
視覚系を中心にして、生物物理学的・分子生物学的手法を用いた蛋白質分子(受容体、G蛋白質、効果器酵素)の構造・機能解析に関する重要な論文、また、分子の機能解析から細胞レベル・個体レベルでの情報変換メカニズムを理解する重要な論文を読み、それらの内容について議論する。
2.植物の分子遺伝学(鹿内,槻木,西村)
モデル植物を用いた植物の環境応答,器官形成などの過程を支配する遺伝的制御システムに関する最近の重要な論文を選んで講読し,その内容について議論する。
3.植物の環境応答のシグナル伝達機構(長谷,望月,鈴木)
植物の環境応答に関する最近の論文を講読する。
4.環境ストレス応答機構(秋山,宇高)
生物が生き、子孫を作り、種が保たれるためには、遺伝情報物質であるDNAが安定に受け継がれることが必要である。しかし、細胞内のDNAには絶えず損傷などの変化が起きている。細胞内部で発生する活性酸素、放射線、紫外線、多くの環境化学物質などがその原因である。DNA損傷の多くは細胞死、突然変異やがんの要因になる。このセミナーでは、ミトコンドリアにおける様々なDNA損傷とその修復機構、酸化ストレス生成、防御について重要な論文・総説を選んで講読し、それらの内容について議論する。
5.免疫生物学(高原)
免疫の生物学的側面および病態との関連について、適当な文献を講読する。
6.動物系統学(岡本)
脊椎動物の系統分類学・生物地理学に関する最近の文献を輪読する。
7.理論生物物理学(高田,岩部)
生体分子の理論あるいは分子進化に関する主要な論文・総説を講読する。
8.生態学(曽田,渡辺,川北)
生態学に関する重要な論文・総説・著書などを輪読する。
9.シグナル伝達の分子生物学(西田,日下部,宮田)
細胞の増殖,癌化,分化及び細胞死や高次生体機能を制御するシグナル伝達とそれに関連する分子生物学分野の論文を講読し,議論する。
10.海洋生物学(朝倉,久保田(信),大和,中野(智))
海洋生物学に関連した重要な論文を講読する。
11. 高次生命現象の分子生物学(石川,三好,定家)
発生、分化、老化、がん化などの高次生命現象を理解するために必要な分子生物学、遺伝学、進化学、システム生物学などの視点を、適当な論文・著書を輪読しながら学ぶ。
12. 細胞応答の分子機構(森(和),岡田,石川(時))
分泌系タンパク質の高次構造形成の場である小胞体の機能を維持するために真核細胞が示す様々な応答についての重要な論文・総説を講読する。
13. 多細胞構築の分子発生遺伝学(上村,服部,碓井)
動物の器官形成とその機能発現を,細胞,細胞間,さらには器官間相互作用からとらえる。器官や個体の3次元構築,組織に障害が生じた場合の応答,行動を調節する神経回路形成,ヒト疾患のモデル系の構築,そして地球環境が行動に与える影響をゲノム解析から解明しようとする研究に関する論文を講読し議論する。実験結果について議論するだけでなく,分子遺伝学的手法,ライブイメージング,物理的なアプローチ,そしてゲノムインフォマティクスなどの方法論の理解にも挑戦する。